割れたコーヒーカップ
2005年12月8日 過去の日記帳からレディーがお店でコーヒーを飲むときには、彼女は彼女のマイカップで必ず飲むの。
焼き物のコーヒーカップ。
ところで、そのコーヒーカップだけど、彼女は絶対に人には触らせない。絶対に自分で洗うの。置く場所もいつも決まっているの。
とても気になって・・・
今日、彼女がいないときに、そっと手にとってみた。
結構重い。
それに持ちにくい。
どこがいいのか・・・
よく見ると、今までは模様だと思っていたのだけれど、どうやら割れたのを継いでいるみたい。お皿の模様も継ぎ目のあとみたい。
そして、お皿の裏を見てみると、20年以上前の日付が書いてある。
たしか、これは彼女の誕生日。
やっぱり・・・
これはきっと彼からのプレゼントなんだろう。
だから、聞いても教えてくれないし、誰にも触らせないんだ。
ちょっと可愛いな、と思う反面、自分だけずるい、なんて思ってしまう。
でもいいなあ、彼の手作りのコーヒーカップ。
わたしも欲しい・・・
彼が作ったものだと思うと、涙がこみ上げてくる。
ずっと昔、彼から
「お茶の茶碗を買うときは、口をつけてその感触で買うべきだ。お茶碗は見るものでなくて、飲む道具だからね。」
ということを教わったことを思い出した。
で、カップに口をつけてみようかな?って思ったけれど、さすがにレディーに悪いので止めたわ。
わたしには重たいカップも、彼女にはしっくりとくるのだろう。
だって、20年以上も使っているんだから。
そして・・・
彼女はコーヒーを飲むたびに、そっと彼にキスされているんだよね・・・
これから一緒にコーヒーを飲むのが辛いな・・・
衝動的に割ってしまいたくなった自分が怖い。
忘れたくても、忘れられない。
心もからだも、こんなにあなたを求めているのよ。
そんなこと、知らないわよね・・・
寒い夜は・・・あなたに愛してもらった記憶でからだを熱くしたい。
もう、遠い遠い記憶だけれど・・・
切ないな・・・
愛してるの・・・
愛して欲しいの・・・
焼き物のコーヒーカップ。
ところで、そのコーヒーカップだけど、彼女は絶対に人には触らせない。絶対に自分で洗うの。置く場所もいつも決まっているの。
とても気になって・・・
今日、彼女がいないときに、そっと手にとってみた。
結構重い。
それに持ちにくい。
どこがいいのか・・・
よく見ると、今までは模様だと思っていたのだけれど、どうやら割れたのを継いでいるみたい。お皿の模様も継ぎ目のあとみたい。
そして、お皿の裏を見てみると、20年以上前の日付が書いてある。
たしか、これは彼女の誕生日。
やっぱり・・・
これはきっと彼からのプレゼントなんだろう。
だから、聞いても教えてくれないし、誰にも触らせないんだ。
ちょっと可愛いな、と思う反面、自分だけずるい、なんて思ってしまう。
でもいいなあ、彼の手作りのコーヒーカップ。
わたしも欲しい・・・
彼が作ったものだと思うと、涙がこみ上げてくる。
ずっと昔、彼から
「お茶の茶碗を買うときは、口をつけてその感触で買うべきだ。お茶碗は見るものでなくて、飲む道具だからね。」
ということを教わったことを思い出した。
で、カップに口をつけてみようかな?って思ったけれど、さすがにレディーに悪いので止めたわ。
わたしには重たいカップも、彼女にはしっくりとくるのだろう。
だって、20年以上も使っているんだから。
そして・・・
彼女はコーヒーを飲むたびに、そっと彼にキスされているんだよね・・・
これから一緒にコーヒーを飲むのが辛いな・・・
衝動的に割ってしまいたくなった自分が怖い。
忘れたくても、忘れられない。
心もからだも、こんなにあなたを求めているのよ。
そんなこと、知らないわよね・・・
寒い夜は・・・あなたに愛してもらった記憶でからだを熱くしたい。
もう、遠い遠い記憶だけれど・・・
切ないな・・・
愛してるの・・・
愛して欲しいの・・・
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