最近、少しずつだけどお客さんが増えてきている。
母の手作りのケーキがどうやら評判らしいの。
今日も、女性客が「ね、おいしいでしょう?」と連れてきた友達に言っていた。
おかげで、母はとても元気でうれしそう。
メニューも勝手に増えていくし。
わたしのお店なんだけど・・・
ただ、今日もとても寒い朝だったので、午前中はお客さんがあまり来なくて。
母とわたしとレディーの三人でコーヒーを飲んでいたときのこと。
レディーがふいに悪戯っぽい目で
「そんなに気になるの?このカップ。うん、お察しの通りよ。」
と言う。
ドキッとしたわたし。
きっと、知らず知らずのうちに視線が行ってたのね。
確かに気になりすぎるほど気になっていた。
カップを愛おしそうに両手で持ち、そして言葉を選びながら、レディーがつぶやく。
「一度割れたんだけど、きれいに二つに割れてね。合わせるとぴったりでね。陶芸をしている友達に教えてもらって自分で継いだの。継ぎ目の色がきれいな模様になって、今はわたしのお気に入り。」
きっとこう言いたいんだろう。
一度は別れても、いつかこんな風になる二人の運命・・・
以前よりも、もっと完全な形で・・・
ブログでポチさんの愛を読み、お店ではレディーの想いを感じる。
辛いな・・・
隣でコーヒーを飲んでいた母が
「そうなの・・・」
と相槌を打っていた。
もう! 何もわかっていないくせに(怒)
母の手作りのケーキがどうやら評判らしいの。
今日も、女性客が「ね、おいしいでしょう?」と連れてきた友達に言っていた。
おかげで、母はとても元気でうれしそう。
メニューも勝手に増えていくし。
わたしのお店なんだけど・・・
ただ、今日もとても寒い朝だったので、午前中はお客さんがあまり来なくて。
母とわたしとレディーの三人でコーヒーを飲んでいたときのこと。
レディーがふいに悪戯っぽい目で
「そんなに気になるの?このカップ。うん、お察しの通りよ。」
と言う。
ドキッとしたわたし。
きっと、知らず知らずのうちに視線が行ってたのね。
確かに気になりすぎるほど気になっていた。
カップを愛おしそうに両手で持ち、そして言葉を選びながら、レディーがつぶやく。
「一度割れたんだけど、きれいに二つに割れてね。合わせるとぴったりでね。陶芸をしている友達に教えてもらって自分で継いだの。継ぎ目の色がきれいな模様になって、今はわたしのお気に入り。」
きっとこう言いたいんだろう。
一度は別れても、いつかこんな風になる二人の運命・・・
以前よりも、もっと完全な形で・・・
ブログでポチさんの愛を読み、お店ではレディーの想いを感じる。
辛いな・・・
隣でコーヒーを飲んでいた母が
「そうなの・・・」
と相槌を打っていた。
もう! 何もわかっていないくせに(怒)
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