女の性

2008年4月2日 つぶやき
どうしてなんだろう、って思っちゃう。
どうして、あの人が忘れられないんだろう。

彼のいろいろな仕草が目に焼きついている。
本当に不思議。

彼が煙草を吸うときの指が、とてもセクシーで。
煙草をはさむ人差し指と中指。
少し離れてピンと立つ小指。
あの指先。

あの指先で、体の奥底をまさぐられたい。
まるでわたしのすべてを知っているかのように動くあの指。
わたしの愛液をたっぷりとつけて、わたしの口の中に押し込まれてくるあの指。

口の中に指を入れられるだけで、
わたしはもう、ダメになる。

彼が煙草を吸うようになったのはいつからだったのか。
気がつくと、彼は煙草を吸っていた。
別に不良ぶるわけでもなく、
部屋に入ると、制服を脱ぎ、ゆっくりとコーヒーと煙草。
それが、いつもの儀式のように繰り返させる。

そういう姿を見て、わたしは口に指が欲しくなる。
煙草の匂いがかすかにする指を口の中に。
でも言えなくて、次の言葉を待つ。

それは、「脱げよ」であったり、「スカートをまくってみせろ」であったり、そして「おいで」であったり。

ときには、無言で手招きして足の間に座らされる。
わたしの目の前に、彼のズボンのふくらみが見える。
わたしは、早く触りたいのだけど、恥ずかしくてなかなかできない。
彼のズボンのふくらみが大きいときには、すごくうれしくて、つい触ってしまうこともある。
すると彼は「淫乱だな」とわたしを蔑む。
「そんな風に言わないで」とつぶやく。
「わたしをこんな風にしたのはあなたじゃない」と心の中でつぶやく。

右手でほおを撫でられ、そのまま親指を口の中に入れてもらえるときもある。
その瞬間のうれしさといったら。
「ほらっ」とジッパーを下げて、彼のものが目の前に差し出されると、彼のもののほのかな匂いにくらくらする。
そして、彼のものをほお擦りして、舌先で味わい、のどの奥でむせぶ。
いつも、のどの奥まで飲みつくそうとしたんだけど、なかなかできなかった。
今なら、きっと上手くできる気がするのに。。。

そうするうちに、わたしのパンティーは湿ってくる。
また、見られるんだ、と思うと余計に湿ってくる。
ただ、彼の背中を見ながら自転車で来る途中、すでにもう、期待とサドルの刺激で、もう十分に湿っているのだけど。

そして、彼が手を出すのを見て、パンティーを脱ぎ、彼に差し出す。
そうやって、やっと抱いてもらえる時間が来る。

彼の指先と舌先で、わたしのからだは彼のものになる。
そして、彼のものがわたしの子宮に届くとき、わたしは淫らなメスになる。


淋しいよ。。。
切ないよ。。。

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