かすかな絵の具の匂いのするこの部屋で一人。
雨の日は、絵の具の匂いがいつもより強い気がする。
それは、どことなく淫靡な匂い。。。
アトリエだったこの部屋が持つ、過去の記憶がそうさせるのか。

Ladyと彼の想い出が詰まっているソファー。
もう、古いのだけど、
「あると邪魔でしょう。」と言って、Ladyが奈良に持っていった。
知らない男性と一緒に。彼なのかな。
運ばされる彼は、そのソファーがどういうものか知らない。
だから、「捨てれば、こんなの。」と彼が言う。

ソファーのあった場所に、ベッドを移すと、部屋の印象ががらりと変わった。
ベッドだけが、やたら存在感がある感じ。
この部屋に移るとき、思い切って新しく買ったもの。
一目で気に入った。
そういう感覚って、久しぶりだった。
ずっと前から、知っていたような感覚。


そしていま、この部屋は、淫靡な匂いのする「寝室」。
写真の彼が、わたしを微笑んで見つめる。
彼の作ったカップを下着の奥に当てると、ひんやりとした感触が心地よい。
少しずつ、肌に馴染んでくると、「取っ手」の部分を下着の上から押し当てる。
溢れる蜜。

彼が見ている前で、下着をずらして「取っ手」の部分を直接割れ目に押し入れる。
恥ずかしい。。。悪い子だ。いけないことを覚えた。
なるべく我慢しているんだけど。。。

チャプチャプと音をさせながらなぞり、ときどきグッと深く押し付ける。
飲み口の部分が、ちょうどクリトリスに当たる。
「あうっ!」声が漏れる。。。
左指を噛む。
もうすぐ絶頂が押し寄せてくる予感。
その瞬間が、わたしは好き。

激しく逝った後、虚ろな目で、彼の笑顔を見る。
「恥ずかしい姿、見ていただけましたか。。。」

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