彼女は、今も彼が紹介した仕事場で働き、彼が見つけた部屋で暮らしている。
「今でも好きなんだ、彼のこと。」
とつぶやくわたしに、
「そんなに単純な感情ではないわよ。」
とつぶやくLady。
好きだという感情は、単純なの?
「逢えば分かるわよ」

わたしは、単純で複雑でバカだ。
昨日、浣腸して排泄した自分のものを間近で臭ってみた。
本当に嫌になるくらい臭かった。
こんなものを彼に始末させたのか、と思うと涙が溢れて止まらなかった。
罰だと思って、何度も臭った。
最後には、臭さで吐いた。

彼にあの後で送ったメールを読み返して、
よくもあんな明るいメールをいくつも送ったものだと、呆れてものが言えない。
というか、泣いた。
最近、泣いてばかり。

バカな自分を呪う。。。

「恥ずかしい姿を見てもらえて嬉しかったの。」なんて。。。
なんというバカ!
恥ずかしすぎるというか、ひどすぎる。
あんなものを誰が掃除したがるものか。
それを喜んだ自分が情けない。

本当に臭いんだもん、わたしの。
ちゃんと息を止めてくれてたかな。。。
でもずっと息を止めてたら、死んじゃうよね。
「口だけで呼吸してください。」
とでも言えば良かった。

わたしは、ただ泣いて、ボーっとして。
ホテルの人にも、彼がひたすら頭を下げて、お金も払ってもらった。
そういえば、あのお金も返していない、よね?
最低。。。
最悪。。。

服も洗ってもらった。
下着も。。。
からだも洗ってもらった。
髪の毛までも。

からだをふいてもらった。
髪もふいてもらった。
わたしは何もしなかった。

なのに、キスしてもらい、セックスをねだった。
泣きながら獣のような声を出した。
あの臭い排泄物を出したアナルに、自分から彼の指を導き、愛撫させた。
最後には、アナルセックスまで。。。

せめて、わたしのアナルで汚れた彼のモノを、口できれいにすればよかった。
そうすれば、少しは許してもらえたかも。。。

死にそうな快感に、ただひたすら溺れて気を失ったわたし。
ひとりよがりなわたし。
わがままなわたし。

めぐなんて死んじゃえばいいんだ。

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