出張ホストさんから、メールが来る。
「元気?」
とか、
「デートしようか?」
とか、たわいもないメール。

ごくごくたまに、お店にも顔を出してくれる。
わたしのプライベートな空間に来るなんて、ホストさんとしてちょっとルール違反じゃないかな〜、
な〜んて思ったりもするけど、
でも、考えてみると、彼は普通の仕事を持っているし、わたしと関係したわけでもないし。
問題ないか・・・。

というわけで、昨日もお久しぶりに顔を見せてくれた。
必ず交わす会話が、
「今度、デートしようか。」
「でも、お金を取るんでしょう?」
「そりゃ、プロだもん。」

正直、からだの欲求もないわけでもない、
というか、定期的にマグマが爆発しそうなときがある。
♂が入ってくるあの瞬間が欲しくてたまらないときもある。
でも、たぶんそれだけでは、わたしの渇きが満たされないこともよくわかっている。

いくらホストさんがテクニシャンで、経験豊富でも、
彼には勝てないんだ、絶対に。
なぜなら、私が彼を愛しているから。

別に、愛がないと逝けない、とか言っている訳ではない。
からだはからだで反応するかもしれない。
でも、たぶん、満たされないと思う。
逆に、虚しくなりそうで。。。

彼の写真に見られながら自分でする方が、きっと満足度が高いと思う。

そっか〜、バイブを買えばいいのか!

と、それほど単純ではないけれど、
一つくらいあってもいいかな、と思わなくもないのよね。。。

彼のキス、欲しいな。
彼の♂に、キスしたいな。

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