秋の夜は。。。

2009年10月7日 恋愛
昨日、珍しくぱいちゃんが、
「飲みに来ませんか?」
と夕食の後に誘ってくれた。
二人並んでお皿を洗いながら、
「何かあったの?」と聞くと、
「何だか語りたいんですよね。。。」とつぶやく。

そう言えば、ぱいちゃんは生粋の大阪人なのに、なぜか大阪弁を使わない。
不思議。

一緒にワインとチーズなんかを買って、ぱいちゃんのおうちに。
知らない間に、彼の写真が少し増えている。
ま、私の比ではないけど(笑)。

しばらくどうでもいい話をしている最中に、ふとぱいちゃんがつぶやく。
「誰かに話したくてしようがないんです、この頃。」
「何の話?」
「先生の話。」
「何の話?」
「先生との話。。。」

先生「との」ね。。。
ふ~ん、一頃、何回も話を向けたのにはぐらかしてたのに、先生「との」ね。

「で、どうだったの?」
「え?どうだったのって。。。」
「だから、どうだったの?それを言いたいんじゃないの?言っちゃえば、思い切って。」
「その。。。すごくよかったんです。もう。。。想像していた以上に。」
「だよね。。。で、我慢できないんだ。。。」
こくん、とぱいちゃんが頷く。
「すごく辛いんです、毎日が。」

あ~あ、こりゃ重症だ。
と言ってもね、どうにかできるの、彼だけだし。
空気が重くなってきたので、ちょっと茶化し気味に、
「ふ~ん、処女だったのにそんなに感じたんだ?」
「茶化さないで下さい、ホントに辛いんですから。」
と唇を尖らせながら、ワインをぐいぐい飲み始める。
あ~あ、そんなにピッチを上げたら。。。
「最初のデートからすごかったんだ?」
首をヨコに振りながら、
「最初のデートは、カンジダで痒かったのでそうでもなかったんですけど。」
「じゃあ2回目で感じたんだ、すごく。」
「もう、全部言いますけど。最初の日からすごかったです。先生のを口にしたときから、もう何が何だかわからなくなって。でも、2回目のデートの時は、怖かったです。」
「何かされたの?」
「そういう意味じゃなくて、その。。。先生のが奥まで入ってきたときに、私が知っている感覚と全然違う感覚が突然襲ってきて、もう怖くて怖くて。」
「ぎゃあぎゃあ、騒いだんだ?」
「そうなんです。何だかすごい声を出している私がいて、そのうちからだがふわっと浮いたかと思うと、すごい感覚の波が全身に押し寄せ来て、もうからだが言うこと利かなくなって。。。もう、汗と涙とよだれでくちゃぐちゃでした。すごかったです。」
「。。。」
「もう、自分が自分でなくなったみたいな感じで、もうどうでもいい、今死んでもいい、みたいな。。。」
「。。。」
「先生が離れたあとも、全身が性感帯みたいになって、先生の息がかかるだけで、呼吸ができなくなるんです。Lavyさんも、そんな感じだったんですよね?」
「。。。う~ん、今はどうなんだろう?もう、慣れたからそれほどでもないかも。でも、そうだった時は確かにあるかな。」
「えっ、今はそうでもないんですか?」
「う~ん、彼の息がかかるだけで呼吸ができなくなるんだっけ?さすがに、もうそれはないかな。でも、何が何でもわからなくなるとか、もうどうでもよくなるとか、そういうのはすごくわかる。」
「誰かに言いたくて、誰かにそうそうと言ってもらいたくて。」
「でも、誰にでも言えることでもないし、誰でも経験できるわけでもないし、でしょう?」
「そうなんです。どうしてしゃべりたいのか、自分でもよくわからないんですけど。」

「で、お味はどうだったの?」
「えっ、味ですか?」
「もう、ここまでしゃべったんだから、全部教えてよ。」
「。。。すっごく美味しかったです!もう、最高って感じですかね。先生のからだの匂いも昔と変わりませんし、死んでもいいくらい幸せな時間でした。よく結婚詐欺にあって。。。とかあるじゃないですか。私、思いましたもん、この時間のためなら全財産なくしてもいいって。この瞬間のためなら、何でもできっるって。」
「ふ~ん、これは思った以上に重症だね。。。で、辛いんだ?」
「はい、逢ってしばらくはこれほど辛くなかったんです。幸せな気分がからだの中にずっとあって。でも、1ヶ月か、もう少しかな。だんだんと辛くなって、今はもう、仕事も手につかなくて。。。」
「誰か早くいい人と見つけなさいよ。そのために協力したんだし。職場の○○くんとか、どうなの?」
「他の人なんて、考えられないんです。。。全然、考えられないんです。毎日が辛くて辛くて。。。」

最後には泣き出して、そのまま酔って寝ちゃって。
ベッドの上までは動かせないので、ベッドの布団とか引きずり下ろして、寝かせましたけど。。。
こっちは酔うにに酔えなくて。

こりゃ、しばらく私と彼とのデートだなんて、言い出せない雰囲気だわ。
ぱいちゃんと彼とのデートの方が優先かも。
でも、誰かが動くと、またみんなも動き出して、お互いがギクシャクするしな~。
ぱいちゃんも、彼とデートしたって同じことの繰り返しになるだけし。
彼には奥ちゃまもいるし、仕事も忙しそうだし。

あ~あ、まいったな。。。

でも、普段は大人しくてしっかりとしたぱいちゃんがね。。。
すごく自制心が強いのに。
まあ、こうなることは予測していたけど、それにしても。


正直言うと、途中までは興奮したけど、そのあとは大きな荷物をしょわされた感じかな。

どうしよう?

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