バカは死んでも治らない。。。

今日のお客さんの話題は、当然、明日の女子フィギュア。
浅田真央VSキムヨナって感じで、ミキティが可哀想な気がするんだけどな。

そん中で、お客さんの一人が、
「でもさあ、大勢の人の前で、あんなに足を上げて恥ずかしくないのかな？」
って話しかけてきた。
ねちねちしてるタイプで、あまり話をしたくないけど、カウンターに座るし、お客さんなので、笑顔でがんばってる。
「だって、あれが仕事なんですから。」
「えっ、大勢の人の前で、股を拡げるのが？」
（はあ？？？）
この人って、頭の中がどうなってるんだろう？って思った。
その人が続けて言う。
「むかし、付き合ってた彼女が新体操をやっててさあ、でね、デートのときに頼んだわけ。オレの部屋でレオタード着てよって。そしたらさあ、恥ずかしいから嫌だって言うんだよね。意味わかんないでしょう？大勢の人の前ではできるのに、付き合ってるオレの前ではできないって言うんだよ。単に、着てくれって言っただけなのに。」
「で、どうなったわけ？」
「着てくれなきゃ、別れるって言ってやった。」
「で？」
「別れられた。今でも想い出すんだよな、あの娘、どうしてるんだろうって。」

アホですよね。。。

「でも、そんなに嫌なのかな。今でも、謎なんだよな～。だって、大勢の前ではしてるんだから。ねえ、どう思う？」
「どう、って言われても、私はその彼女じゃないし。」
「でも、女性一般の意見としてはどう？」
「やっぱり、恥ずかしいと思いますよ。」
「そんなに嫌？」
「嫌なんじゃないですか？」
「ママはどうなの？」
（お客さんからは、いつしか、ママって呼ばれてます。この呼ばれ方、慣れないんですけどね。）
「私ですか？この歳でレオタード？」
「じゃなくて、もっと若い時だったら。」
「。。。」
「あっ、いや、今でも十分若いんだけど。。。さすがに今、レオタードは、ハハハ」
（もう、この時点で、怒りのマグマが爆発直前！）
そこに、Ladyが割り込んできて、
「好きな人に言われたら、何でもするわよね～」
（おい、こら！）
「え～、そうなんだ。」
「いや、まあ、できることであればするかも。。。」
（もう、昼間から、お店で何を言わせるんだ！）
「何でも？」
「あっ、だから、できることなら。」
「何でも？」

ここで、私はブチ切れた。
「だから！結局、彼女は○○さんのことを、本心から好きじゃなかったってことですよ！そんなんだから、彼女できないのよ！」

お客さんの顔が引きつってる。。。
いつしか、店の他のお客さんも聞き耳を立てていたみたいで、静まり返ってる。

ｵｵｰw(*ﾟoﾟ*)w


で、さっきまでぱいちゃんとＳに愚痴ってた。

私「あ～、お客さんがひとり減ったよ～」
Ｓ「で、Ladyさんはフォローとかしてくれなかったの？」
私「店の中で、一番ウケてて。。。笑いをこらえるのに必死。ありえない！」
Ｓ「彼女らしいわね。」

ぱいちゃん「ちょっと、そういう問題なんですか？もう少し仕事に責任感を持たないとダメですよ。遊びじゃないんですから！」
私「じゃあさあ、ぱいちゃんは彼に言われたらどうするのよ？」
ぱいちゃん「問題点がずれてます！」
私「お客さんのことは反省しました！もういいの、そのことは！あんた、どうするのよ？」
（うわ～、何を言ってるんだろう、私。）
ぱいちゃん「それは、何でもしますけど。」
私「（勝ち誇ったように）ほら、一緒じゃない！偉そうに言って、私と一緒じゃない！偉そうに言わないでよ！」
（自分でも、おかしいのはわかってるんだけど、もう止まらなくて）

ぱいちゃん「。。。でも、先生、私にはそんなこと言ってくれたことありませんから。」

って、泣き出しちゃった。
ごめん。。。

Ｓが「もう、いい加減にしなさいよ。」と私をにらんで、
ぱいちゃんには、
「ほら、泣かないで。私も言われたことないから。」
と慰めてる。
私も何か言わないと、と思ったけど、適切な言葉が見つからなくて。



あ～、もう最悪、最低、自己嫌悪。。。
死んでしまいたい。。。